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小金井市の鍼灸師がブツブツ呟くブログ

東京都小金井市在住の鍼灸師が、思わず誰かに話したくなる鍼灸や健康の豆知識を綴ります。

「脈診」のはなし

こんにちは。鍼灸師、トレーナーの藤澤です。

 

「西洋医学と、東洋医学、何が違うの?」とたびたび聞かれます。

違いを挙げだしたらこれキリがありません。またどちらが優れているという話でもありません。

 

一つ、違いを挙げるとすれば「症状に対する考え方」です。

西洋医学は、いくつもある病名の中からその患者の症状を当てはめていきます。

東洋医学は、患者の訴える症状や身体の状態から、治療法を決めていきます。

 

伝わってますかね?つまりアプローチが逆だということです。

西洋医学(いわゆる病院)では、病名は決まってるわけですから、処置も自ずと決まってきます。

 

東洋医学では、患者の訴える痛みや身体に現れた様々なデータを基にその人の症状を判断しますから、人の数だけ治療法はある、ということが言えるのです。

 

で、今日は東洋医学における身体のデータの集め方のひとつ「脈診」について

綴ろうと思います。

 

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脈診は、手首を触ると触れられる脈を使用します。

といっても、回数を数えるというわけではなくて(数えることもあります)

五臓六腑」の状態を計るというのが基本的な脈診になります。

つまり、内臓の状態が元気がないとか、内臓のバランスが分かるわけです。

それを治療法を決める際のデータにするわけです。

 

例えば、「便秘」の人の脈を診ると、口で説明するのは難しいですが、

乱れていたりします。

 

また、触ったことはあまりないのですが妊婦の方の場合、通常では現れない

部分に脈が出てくるというのを聞いたことがあります。

 

患者さんの訴える症状と、脈に出ている情報がずれることもあります。

2つを上手く合わせていく作業も必要になります。

 

的確な情報を得るために鍼灸師は、指先の感覚を研ぎ澄まします。

脈診を自分のものにできればかなり治療の精度が上がります。

 

という治療を受けられる方には関係のない話かもですが(笑)

こういうさまざまな情報収集テクニックで鍼灸師は治療法を決めていきます。

 

またこういったことも綴っていきます。ではまた。