小金井市の鍼灸師がブツブツ呟くブログ

東京都小金井市在住の鍼灸師が、思わず誰かに話したくなる鍼灸や健康の豆知識を綴ります。

痛みと「記憶」の話

こんにちは。小金井市鍼灸師・トレーナーの藤澤です。

 

最近始めたちょっとしたことなんですが、昔話題になったり面白いと周りで聴いたけど、観れていなかったドラマを観ていこう、というものを行っています。

 

これが、なかなか面白いです。

 

放映当時は時間がなかったのか、興味なかったのか、ともかく見逃していたドラマを観ることで、話題も増えるかもしれませんし(笑)

 

んで、「ストロベリーナイト」というドラマと、「BOSS]というドラマを今、

制覇しようと目論んでいます。両方とても面白いドラマです。

 

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ただ、ご覧になっていた方はご存じだと思いますが、この2つのドラマ、

めちゃくちゃよく似てるんですよね(笑)警察ドラマということ、主人公が女性ということ、チームであるということとその人数、物凄い共通点があります。

 

この2つ、合体させちゃえばいいじゃん、とふと思いました(笑)

交互に観ていたら、どっちがどっちか混同してしまいます。

 

・痛みと「記憶」

 

さて、両方のドラマに、というよりどんな映画や物語にもそうですが、

主人公の「過去」が必ず登場します。それがストーリーをより面白いものにしたりします。

 

過去、つまり「記憶」ですね。特に前述の「ストロベリーナイト」には何回も

過去の回想シーン的なものが登場します。(知ってる皆さん、ネタばれはやめて笑)

 

その過去があるから今がある、ということなんですが、これって、痛みの場合も同じなんです。

身体は記憶します。脳はまだまだ解明されきってはいませんが、痛みの情報も記憶します。

特に慢性的に続く肩コリや腰痛の場合、この記憶が痛みを長引かせている場合が多々あるわけです。

 

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例えば肩が痛いという時期が長く続いた場合、身体がその痛みを記憶します。

すると、腕が上がらないという状況ができあがってしまったりします。

 

負のスパイラル、ですよね。

 

この痛みの記憶は大昔の事故や骨折から始まったりすることもあります。

だから施術家は、患者の過去のそういった怪我などにも注意深く意識を向けるわけです。

言われたことや観たことを覚え、影響を受けるように、痛みも記憶され、影響されることが多々あるんです。臨床ではよく目にします。

 

 

・負のスパイラルを変えるということ

 

じゃあ、どうすれば良いか、ということですが、この記憶を変えるというのがひとつ

有効なアプローチになります。

 

どういうことかというと、ある体勢になると痛むとしたら、その体勢になった時に脳が

「痛み」の指令を送っていることになります。慢性的になるとより定着します。

これを、この体勢になっても痛くないという「記憶」を上書きすれば良い、ということです。痛くない感覚を取り戻す、ということが大事です。

 

ちなみにこれが、治療は何回か続けた方が良い、という理由でもあります。

一回の施術で劇的に痛みがなくなることはあります。ただ、痛くない楽な状態を

身体が記憶するためには何度か治療を続けた方が良い、ということです。

 

慢性的な痛みは治らないと考える方も多いでしょうが、治ることも多々ありますし、

こういった身体のスパイラルを変えることで、改善に至った例はたくさんありますから。

 

是非、慢性的な痛みに悩まされているなら、早めに改善しましょう。